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長い間ありがとうございました

諸事情で、本BLOGは本日で終了いたします。始めるのも唐突でしたが、終わるのもちょっと唐突?

約4年間ほぼ毎日、その日の思いをつづってまいりました。いつの間にか、読んでくださる方々が増えてきて、たいへん嬉しく思っていました。ご愛読、ありがとうございました。

またどこかでお会いいたしましょう。今後のご連絡は、以下のメルアドにお願いいたします。

kanouy[at]kuramae[dot]ne[dot]jp
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おのれを愛するなかれ

司馬遼太郎先生著、「竜馬がゆく」第五巻(文春文庫旧版)に、坂本竜馬が西郷隆盛と初対面するシーンが描かれています。247ページから274ページあたりですね。蛤御門ノ変直後、厳戒態勢の京都になんとか入り込んだ竜馬が、薩摩藩邸を訪ねたのでした。このふたりがまさに倒幕の原動力となったわけです。

この物語では、西郷隆盛はこのあたりから登場するので、紹介がてら、西郷についていろいろと書かれてあります。奮っているのがその自己教育。「おのれを愛するなかれ」というのが、彼の自己宗教の唯一の教義であったそうです。西郷は島津久光に嫌われ、二度の島流しにあいますが、そのとき、「どういう人間が大事業をなせるか」ということを考えた末の結論が、これだったのです。以下が説明。260ページ。

「...命も要らず、名も要らず、官位も金も要らぬ人は、始末にこまるものなり。この始末にこまる人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬものなり...」

一般にはこれと逆のことが言われていますね。すなわち、「自分を愛しましょう」ということで、これは自分に自信が持てないと、他人のことなど考えられない、ということなのでしょうが、私にはこの二つは、逆説的ですが同じ意味に聞こえてしまうのでした。

マラソン準備(6)

第4回湘南国際マラソン(2009年11月8日開催)に参加する地元のAさんから、「37キロ走企画しました」というメールが来ました。やはり、フルマラソンと同じような距離を事前に走るのは必要、ということで、参加しました。昨日(9月26日)です。

参加者は5名です。私はいつもひとりで走っているので、ちょっとウレシイかも。

コースは、まずは柳島(茅ヶ崎の果て)往復で、約20キロです。私がいつも走るコースで、通常はここで終わりますが、それから何と、藤沢駅→大船駅→北鎌倉駅→鎌倉駅→由比ヶ浜(海岸に出る)→江の島、と回り、これも約20キロ。結局は40キロくらいで、フルマラソンとほぼ同じ距離を走ることになりました。

結果としては、由比ヶ浜に出たところでリタイア。これはエンストです。つまりエネルギー切れ。言い訳するわけではないのですが、この日は朝の6時半に朝食をとっただけで、あとは水と流動食だけでしたからね。よい経験になりました...

International 3D Fair 2009

"International 3D Fair 2009"は、2009年10月13-16日の日程で、韓国・ソウルで開催されます。場所は、KINTEX Worldというところです。ビッグサイトのようなところ?

当社は、REMOの立体viewerを出展します。これを手始めに、韓国市場を開拓したい...

3D Fairというのは、2006年から日韓合同で開催されたのが始まりです。私は2006年当時は全く関係がなかったので、よくわからないのですが、日本での開催だったそうです。2007年は韓国でやりましたが、私は数合わせの(?)招待講演者兼出展者として渡韓しました(本BLOGでご報告済み)。昨年2008年は、また日本での開催。たしか日本科学未来館でしたね。

REMOの価格を最近下げたので、韓国でも売ってこようと思います!

オールジャパンで3Dを勝ち抜く!

先日(2009年9月17日)、「オールジャパンで3Dを勝ち抜く!」というテーマのシンポジウムがありました。バンダイナムコゲームス未来研究所「ファンシアター」にて。3DコンソーシアムとURCFの合同企画です。

果たして、200名を超える入場。「ファンシアター」が満員となりました。すばらしい!

ご講演では、<標準化>の話が多くを占めました。私は<標準化>については門外漢なのですが、聴いてみると大変そうですね。特に、国際標準化については、各国の利害が絡みますので、政治的な駆け引きも加わりそうです。関わっていらっしゃる方々、お疲れ様です...

私といえば、<カメラマン>と<質疑応答のマイク係>を仰せつかりました。マイクはいいとして、カメラの腕はほぼ皆無です。ふだんデジカメは扱いませんからね。

LLVM

"Real-Time Rendering blog"の、2009年9月16日付けポストに、"LLVM compiler"、という見出しがあったので、ちょっと見てみました。LLVMは"Low Level Virtual Machine"の略で、コンパイラを作るためのソフトウェア・インフラ(かな?)です。当社REMOでも、もしや秘密裏に使っていたりして...

さて、記事は以下のような感じです。

"...A number of people at the High Performance Graphics 2009 symposium were impressed, or even using, this new compiler. It’s new, based on recent research on compilers and optimization, and is supposed to be darn good. More here, with page 3 talking about Apple’s use of it for GLSL code optimization..."

へ~、というわけで、参照されている本文を見てみました。要約しますと、LLVMを使って開発されたGLSLコンパイラは、Apple社がそれまで持っていたhand-codedのコンパイラに比べて、生成されたコードが10%程度速くなった、とのことでした。ターゲットはMac OS Xです。

コンパイラは以前は職人技的なところもあったと思うのですが、今では技術が進歩したんですね。私は遥か昔、lex/yaccにちょっと入れ込んだ時代があったのですが、今ではLLVMなんでしょうね。

秋休み

本日(2009年9月19日)から、なぜか5連休です。

21日(月)は敬老の日、23日(水)は秋分の日、ということで、これはよいのですが、何故22日(火)が休みなのか、理由がわからないのです。IGに、「(月)と(水)が休みの場合、オセロのように(火)も休みとなる」という理論を発表したところ、笑われましたが、理由をご存じの方、教えてくださいね。私の手帳には説明がないのです。

夏休みも結局2日しか取らなかったのですが(当社規定は5日)、あまり休んでも、特にすることがないんですよね。今回の5連休も、本日いきなり仕事で某大学に行きますし...

とはいえ、本BLOGだけでもお休みさせていただきます。休暇明けから再開いたします。

The Art of Multiprocessor Programming

邦訳も出て、巷で話題となっている、"The Art of Multiprocessor Programming(2008)"を、amazon.comで注文してしまいました!なにやら、must readとの評価のようなので...

洋書の購入に当たっては、.comと.co.jpでの価格を常に比較します。安い方がいいですからね。検討項目は以下の三つです。

1) ドル価格(.comでは値引きがある!)
2) 送料(.co.jpは、ある金額以上は無料なので、洋書はほぼ無料となる)
3) 為替レート(今円高)

本書については、結果として.comの方が安いのでした。500円くらいですけどね。

それはいいとして、本書が到着したら、サーベイします。でも、積読になるかも知れません...

Advance Program

国際会議などの事前(=まだ最終決定ではない)プログラムを、"Advance Program"と言って、よくメールで来るんですが、たまに、"Advanced Program"というのも来ますよね。

"Advanced Program"となると、「高度なプログラム」となって、「事前プログラム」という意味ではなくってしまうような気がするのでが、どうなんでしょう。最近も、結構ちゃんとしたところから、"Advanced Program"が来ましたので、確信はありません。でも、英語圏から、"Advanced Program"をもらったことはたぶんないので、おそらく間違い?

間違いという前提でいくと(もしやこれが間違い?)、advanceをadvancedとしてしまう気持ちはわかります。何故って、advanceだと座りが悪くて、過去分詞としたほうが、おさまりがよいような気がするのです。私だけかな。

基本が大切

先日(2009年9月13日)、娘の高校の体育祭がありました。前日、開会式と最初の競技までやったところで、土砂降りとなり、順延。これが正解で、次の日は心地よい秋晴れとなりました。

クラブ対抗リレーという、よくある趣向のものを観ていたのですが、やはり一位は陸上部です。これは本職なので、当たり前といえば当たり前なのですが、二位はバスケ部で、結構迫りました。

面白かったのが、陸上部とバスケ部では、走るフォームが違うことです。陸上部の走りは、何より美しいのです。バスケ部の生徒は、運動神経がよいので、先天的に走りは速く、前半は陸上部の生徒に迫ったりするのですが、後半は陸上部が差を開く、という展開。バスケ部は、いわゆるフォームを度外視した、ガムシャラ走りなのです。

ここで考えるに、先天的なものから言えば、もしかしたらバスケ部の生徒のほうが、走りは速かったのかも知れません。ただ、陸上部は走りの基本を部活で身につけ、結果的に美しい走りで勝ったのでした。何事も基本(=この場合は走りのフォーム)は大切なのであります。

しかし、女子高というのは、当たり前ですが、女性だらけですね。普段仕事で男性社会の真っただ中にいる身としては、この世界は異質ですね。

非常勤講師

諸事情で、某大学の非常勤講師をやることになりました。3DCG関連で、後期の16回コースです。私なんかで務まればよいのですが...

講義資料は、前任者の方のものをそのまま使えることになったので、これは大変ありがたいです!

JVRC09(5)

JVRC09のウェブサイトに、advance programがアップされました。事前登録もできるようになりました。チェアのSabine氏(INRIA)が、どんどん宣伝してください、ということなので、以下に引用します。ホテルは9月末までに予約しないと、ヤバいみたいですね。

(ここから)-------------------------------------------

2009 Joint Virtual Reality Conference of EGVE - ICAT - EuroVR JVRC 2009 Registration Announcement Lyon, France December 7-9, 2009 (http://jvrc09.inrialpes.fr).

Early registration discounts for the 2009 Joint Virtual Reality Conference of EGVE - ICAT - EuroVR are available until September 30, 2009 !
The conference will be held 7-9 December, 2009 during the Light Festival (http://www.lumieres.lyon.fr/lumieres/sections/en).

*More than 4 millions visitors are expected in Lyon during the Light Festival (from December 5 to 8). No need to tell that hotel rooms are booked quite in advance. We strongly recommend JVRC attendees to make a reservation before September 30, 2009.
After that date, there is no guarantee to find an hotel room available.
See the web server for more details. *

Note that applications for late-breaking Laboratory Presentations and Demonstrations remain open through 30 September; see the web site for submission instructions. Exhibition booths may still be purchased as well.

We look forward to seeing you in Lyon!

JVRC09 Organizing Committee

(ここまで)------------------------------------------

日本VR学会第14回大会(5)

VR学会大会中日(2009年9月10日)に、北京大学・Hongbin Zha教授の講演がありました。

"Applications of 3D Digital Technologies in Archaeology and Digital Heritage"という演題。要するに、デジタルアーカイブですね。凸版印刷殿/早稲田大学殿との共同研究だそうです。

龍門石窟(Longmen Grottoes)という、世界遺産のデジタル化を例に、従来手法よりも非常に効率よくデジタル化できる、という成果は、素晴らしいと思ったのですが、面白かったのが、中国の某権威の方がおっしゃるには、「そのような効率化は良くない」と反対されている、とのことでした。

なぜかというと、要するに、考古学というものは、その場にいることが重要であって、効率というものは関係ない、ということらしいです。遺跡にじかに接する時間が重要ということと理解しました。

私は技術者のはしくれなので、効率化ということに、かなり重点をおいてしまうのですが、この価値観は全く違いますね。でも、なぜか納得したのでした。

右足首捻挫(3)

先週(2009年9月6日)、月例湘南マラソン10キロをなんとか走れたので、そろそろ<捻挫回復宣言>をしたいところです。ちなみに、今までの経緯としては...

7/18:フットサルで右足首捻挫(かなり腫れた!)
7/19:急患で外科訪問(レントゲン撮った)
7/21:外科再訪(一週間程度といわれた)
7/26:サッカー試合キャンセル(日本顎関節学会へ)
8/01:21キロ走、10キロ限界で後半歩き
8/04:かかりつけの整形外科訪問(サポータ貰った)
8/08:サッカー試合、後半リタイア
8/09:21キロ走、後半歩き
8/15:21キロ走、後半歩き
8/18:かかりつけの整形外科再訪(「このままで治ります」)
8/21:21キロ走、後半歩き
8/29:27キロ走、後半歩いたり走ったり
9/05:27キロ走、後半歩いたり走ったり
9/06:月例湘南マラソン10キロ

まだ、若干違和感がありますが、10キロを53分くらいで走れたので、もう大丈夫なんでしょう。ベストより6分くらい遅いですが、9月は暑くてバテるので、こんなもんということで。気になるのは、まだ外側くるぶしの外観が、左右で違うことです。右がやはり腫れているのです。

上記の経過をみて感じることは、ムリをしないでちゃんと治したほうがよかったということでしょうね。どうも心配になって、痛くても走っちゃったりするんですが、たぶんこれが治りを遅くした、ということでしょうね。年齢のせいもあるんでしょうね。

日本VR学会第14回大会(4)

本日(2009年9月11日)は、日本VR学会第14回大会の三日目(最終日)です。最終日って、結構寂しいですね。「もう終わりか~」という感じで。

昨日は、結構まじめにセッションに参加しました。まず、「2A2:力覚(制御・応用)」を聴きました。力覚は当社の命です。

次に聴いたのが、「2B2:力覚提示計算を俯瞰する(OS)」。これは誠に有意義なセッションで、大変勉強になりました。昨日の疑問も解消。PUGでの発表は、"long element"でした。記憶が甦った!

軟性物体の計算方法の説明で、<境界要素法>というキーワードに反応しました。遥か昔、私が学生だった頃、研究室の先輩で、有限要素法に取り組んでいた人がいたのですが、そのとき、境界要素法が現れて、感激した記憶があったのです。だって、境界内部を計算する代わりに、境界だけを計算すればよいのですからね。計算量の多大な削減になるのです。でも、いろいろと条件がありそうですね。

午後は、パーカッションユニット、「HARROMI-YAH!!」の演奏を堪能!こういうの、好きです。

懇親会も盛況でした。そのあと、新大久保での二次会...

日本VR学会第14回大会(3)

本日(2009年9月10日)は、日本VR学会第14回大会の二日目です。今日は昼に評議員会、夜に懇親会があります。

昨日の一日目は、まず「1A2:力覚ディスプレイ1」に参加しました。PHANTOMを売っている手前、関連研究は少しでも知っておく必要があるのです。でも、ハードウェアのことは正直、よくわからんです。

昼はちょっと別件で出ていました(某公募の説明会)。

戻ってきて、「1D4:物理ベースモデリング2」を聴きました。物理ベースはやはり興味があります。5件のご発表の中でも興味を引いたのが、奈良先端大の「局所座標系に基づくひねり・回転に対応した有限要素変形モデル」。これは、本質的に大変形に対応できない、線形の有限要素法計算であっても、回転成分を独立に計算することにより、妥当な結果を得ようというものです。私は有限要素法がよくわかっていないので(=理論は知っているつもりですが、実際に実用的な計算をしたことがない)、何やらコロンブスの卵的に聴いたのですが、これでうまくいくのであれば、面白いですね。でも、大変形モデルとの比較はなされていないようです。

このご発表を聴いていて、今は亡き、PHANTOM User's Group(PUG) Workshopにて、大変形をリアルタイム計算する発表があったことを思い出しました。確かこのworkshopで賞を取ったのですが、あれはどうなったのでしょう?見た目は、ちゃんと体積が保存されていた感じでした。

ところで、メトロの西早稲田駅は便利ではありますが、会場となっている63号館は、JR新大久保駅にもっとも近いところですね。ですから、新大久保までも歩けます。15分くらいですね。

日本VR学会第14回大会(2)

本日(2009年9月9日)から三日間、日本VR学会第14回大会が開催されます。早稲田大学西早稲田キャンパスにて。当社は企業展示をいたします。

ところで、メトロ副都心線に、西早稲田駅というのがあるんですね。JR新大久保駅から行こうと思っていたんですが、この駅の存在を知ってしまったので、メトロにします。でも、副都心線というのは、私には全くわからないですね。私がメトロでわかっていると言えるのは、銀座線や丸の内線、東西線など、古い線ですからね。南北線もダメですね。

コメントの書き方

Stroustrup著"C++ Programming Language 3rd edition(1997)"のpp.138-139に、コメントの書き方"Comments and Indentation"についての解説があります。実装の技術標準化を進めているので、ちょっとおさらい。

著者は、以下の6点を挙げています。

[1] A comment for each source file stating what the declarations in it have in common, references to manuals, general hints for maintenance, etc.
[2] A comment for each class, template, and namespace
[3] A comment for each nontrivial function stating its purpose, the algorithm used (unless it is obvious), and maybe something about the assumptions it makes about its environment
[4] A comment for each global and namespace variable and constant
[5] A few comments where the code is nonobvious and/or nonportable
[6] Very little else

上記で言い尽くされているのですが、私が敢えて明記するとすれば、

[a] 高速化などで、わかりにくくなったコードに対する(わかりやすい)説明
[b] 本当はこうすべきところを、時間がないなどで、本意ではない実装となった場合の、改善案の説明
[c] known bug(または暗黙の制限事情)があるとすれば、その説明

つまり、ほかの人が引き継ぐ状況となったときに、その人がコードを改善するのを助けるコメントが必要なのです。そのためには、まずは改善できる(かもしれない)場所の特定、および改善方法のヒントを書いておくことが重要ですね。要するに、「引き継ぐ人の身になって」書くことです。イジワルしちゃダメですよ。

複素数をGAからみると

久しぶりにGeometric Algebra(GA)の話題です。それにしても、GAは流行るのでしょうか?

複素数をGAのフレームワークに当てはめると、虚数単位iは、いわゆるbivectorですね。これを用いて、quaternionで使う、<サンドウィッチ変換>を複素数に適用してみましょう。すなわち、

(cos(Θ/2)+isin(Θ/2))(1e2)(cos(Θ/2)-isin(Θ/2)) --- (1)

を計算します。そうすると、式(1)はなんと、

e1e2 --- (2)

になってしまいます。つまり、何の変換もされない。実は、

(cosΘ+isinΘ)(e1e2) --- (3)

になって欲しいんですよね。でもならないのです。何故だかわかりますか?結構難問と思いますけれど...

技術標準化

遅ればせながら、社内技術の標準化を検討することにしました。

昨年度(2008年)は、主に業務フローを明確化すべく、文書化したのですが、これは<非技術的>内容です。しかるに今回は、<技術的>内容の標準化です。

手始めは、ソフトウェア企業であれば結構やられているはずの、<実装技術>の標準化です。当社では、C/C++ですね。もちろん、言語の仕様は世界標準で確立されていますが、それを踏まえての<社内ルール>構築です。たとえば、コーディング規約や、コメントの書き方、などですね。

さて、果たしてうまくまとまるでしょうか?

人を動かす(4)

司馬遼太郎先生著「竜馬がゆく」第三巻(文春文庫旧版)の232ページから、竜馬が江戸で武市半平太と再会する場面があります。竜馬は既に脱藩していますが、半平太は土佐藩にとどまり、無謀とも言える戦略を練って、藩を挙げた勤王倒幕を画策しているのです。その半平太が、竜馬を藩に連れ戻すべく、説得にかかるシーン。ここで竜馬の取った態度は、以下に描かれています。235ページ。

「...竜馬は、議論をしない。議論などは、よほど重大なときでないかぎり、してはならぬ、と自分にいいきかせている。もし議論に勝ったとせよ。相手の名誉をうばうだけのことである。通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、負けたあと、持つのは、負けた恨みだけである...」

あれ、どこかで見た文章だな~と思っていたら、これは、デール・カーネギー著「人を動かす(1999)」にあったのでした。具体的には、「Part3 人を説得する十二原則」の「1.議論をさける」です。びっくりするくらい、同じようなことが書かれてありますよ。「?人を説得するには、議論をして論破するんじゃないの?」などとお考えの方は、どちらかの書(または双方)をお読みくださいませ。

竜馬は<人たらし>と異名と取るほど人に好かれましたが、議論をしなくても、結果的に人を説得でき、行動を共にすることができたわけですね。

日本VR学会第14回大会

今年の日本VR学会第14回大会は、早稲田大学で開催されます。会期は2009年9月9~11日の三日間。東京地区での開催は、第10回の東大(本郷)以来ですね。その後、仙台→福岡→奈良、と回ったのでした。

場所は、私も勘違いしていたのですが、早稲田キャンパスではなく、西早稲田(旧大久保)キャンパスみたいです。要するに、理工学部ですね。

当社は企業展示を致します。内容は、大会のホームページをご覧ください。

確率

今回(2009年8月30日)の総選挙は、予想されていたこととは言え、ちょっとビックリですね。小選挙区制、恐るべし...

私は選挙速報が好きで、必ず見るのですが、開票前に当確がどんどん出るのは凄いですね。これは出口調査などのサンプリング結果から、確率的に推定するわけですが、精度が高くなりましたね。結構接戦でも、早くに当確が出ますからね。二番手であっても、「今は次点ですが、今後得票を伸ばします...」などと言い切りますから、大したものです。

でも、以前はどうだったのでしょう。かなり前ですが、ある候補者に当確が出た。その事務所での万歳三唱が全国中継されたのですが、その後、他の候補者と接戦となり、最後に遂に抜かれて落選してしまったということがありました。当時は、如何に早く当確を出すかということを各局が競っていて、ちょっと仮説検定の危険率が大きかったのかも。

ところで、出口調査でいつも気になるのは、ウソをつく人がどれくらいいるか、ということ。つまり、実際には自民党に入れたのに、民主党に入れました、と言うヒト。でも、民主党に入れたのに、自民党に入れたと言うヒトの存在確率も同じような気もするので、結局は相殺される、ということでしょうか。どうでもいいことですが。

Haptics Seminar 2009(2)

昨日(2009年9月1日)、今年度二回目のHaptics Seminarが、当社ビルB1会議室(いつものところ)にて開催されました。26名のご参加をいただきました(申し込みは29名)。いつもありがとうございます。

今回は、初めての試みですが、SmartCollisionを歯学分野へ応用した事例についてご紹介しました。歯は万人に関係ありますからね。どなたもご興味はあるはずです。

Visual Complex Analysis(2)

Needhamの"Visual Complex Analysis(1999)"は、期待に違わず、面白そうな図が豊富で楽しめます。複素関数は図を描くのが難しいので、関連書物では図が少ないのが一般的ですが、本書は例外ですね。

例えば、66ページに、

f(z)=1/(1+z2) --- (1)

の図が三次元的に描かれてあります。最も三つ目の軸は、複素関数の<絶対値>ですね。これを本書では、"modular surface"と呼んでいます。本質的に四次元なので、何かを犠牲にしなければなりません。

この図で面白いのは、実軸で切ると、式(1)と同じ(絶対値は取るけれど)、

f(x)=|1/(1+x2)| --- (2)

が現れますが(たまたま絶対値は取らなくても同じですが)、虚軸で切ると、

f(x)=|1/(1-x2)| --- (3)

が現れて、式(2)と式(3)は全く形状が異なるので、面白いな~という話です。実軸と虚軸以外では、式(2)と式(3)が滑らかに補間されている感じですね。

惜しむらくは(?)、式(2)と式(3)ともに実数なので、絶対値を取らなくても良いのですが、これは実軸上と虚軸上でのみ成り立つことであります。要するに、実関数というのは、複素関数のほんの断片、ということですね。

同じく、87ページには、三角関数と双曲線関数が統合された図が載っています(実軸が三角関数、虚軸が双曲線関数)。複素数がなければ、三角関数と双曲線関数がなぜ関係があるのかなんて、わかりませんからね。

3Dコンソーシアム勉強会(10)

先週(2009年8月28日)、3Dコンソーシアムによる「3D立体脳トレWGおよび技術部会共催勉強会」がありました。日本sgiホール(恵比寿)にて。テーマは「注目の集まるデジタル・サイネージ事業のこれから」です。

デジタル・サイネージは私は門外漢ですが、ちょっとずつ調べています。駅の構内に、裸眼ディスプレイがひとつくらいあっても不思議ではないのですが、まだなかなか...JR品川駅なんか、ぴったりだと思うんですが。

懇親会は、恵比寿駅近くで行ったのですが、講演者のひとり、町田聡さん(デジタル・サイネージ・コンサルタント)が某F社3Dデジカメを持ってきたので、盛り上がりました。撮影したものが立体ですぐに見られて、しかもかなりきれいです。これは宴会で受けますね。3Dコンソーシアムで撮る写真は、これからは立体でないといけませんね。

竜馬がゆく

司馬遼太郎先生の長編三部作、「竜馬がゆく」「翔ぶが如く」「坂の上の雲」を完読したので、次は「花神」(大村益次郎の物語)あたりかな~と思って、藤沢市図書館で予約しようとしたら、旧版(=字が小さい)しかないとのことで、断念。また「竜馬がゆく」を読むことにしました。かなり前に読んだので忘れかけているのと、自宅にあるからですが(実家の姉の本棚から拝借)、これも旧版。なりゆきとしてはつじつまが合いませんが、まあいっか。

今二巻(全八巻)途中です。竜馬は19歳で江戸に行き、北辰一刀流の免許皆伝を得て、24歳で凱旋帰郷しました。今ではちょうど大学生の時期ですね。その後、土佐で数年過ごすのですが、いろいろと悩んだ末、日本の将来のために脱藩するのです。これが二巻の終わりです。脱藩というのは、今にしてみれば、日本国籍がなくなってしまうような感じでしょうか。

今の大学生は、経済不況や政治の混乱など、将来に不安を持っていらっしゃる方々が多いかも知れません。たぶん、竜馬も江戸で黒船を見たときに、日本の脆弱さを感じ、不安を抱えたのでしょう。

竜馬は郷士という、土佐藩では低い身分でしたが、そのようなことを含め、状況を誰のせいにするわけでもなく、ひたすら楽観的に物事を考え、薩長連合、大政奉還を成し遂げました。若くして、凶刀に倒れましたが、司馬遼太郎先生はこれを、<天の意思>と結んでいます(八巻の終わり)。

本書は、将来の見えにくい今の時代の大学生諸氏に、ぜひ読んで頂きたい書物ですね。元気が出ると思いますよ。

インターンシップ(16)

先日帰国した、オランダからのインターンシップ生、TCくんから連絡を貰いました。無事卒業できた、とのことでした。おめでとうございます!

しかし、これから本当に日本食レストラン、やるのでしょうか?

NICT超臨場感コミュニケーションシンポジウム

一昨日(2009年8月26日)、「NICT超臨場感コミュニケーションシンポジウム」に参加しました。秋葉原にて。午前から参加するつもりが、某提案書作成で、午後から入りました。午後も聴きながら、適宜パソコンで内職...

夕方、恒例のパネルがありました。著名な精神科医・香山リカさんがパネラのひとりです。この方目当てでパネルを聴いた方も多かったと思います。果たして、期待を裏切らず、超臨場感技術に対して、かなり慎重なご発言。「超臨場感コミュニケーションに期待すること」というテーマなんですけどね。

要するにこういうことです。この場にいらした方々の殆どは、いわゆる社会的<強者>なのです。そのような方々が、先端技術を駆使して、超臨場感技術を<善>と信じ、日夜開発を進めているわけです。然るに、リカ先生は、日常、社会的<弱者>と向き合っている(このシンポジウム直前も、診察をしてきたらしい)。このギャップが、超臨場感技術や如何に、というご発言となったのでした。私はリカ先生の著作を読んでいませんので、今度読んでみることにします。

本BLOGコメンテータ(?)・三品くんや、パナソニック電工・澤田さんが帰ってしまったので、懇親会どうしようかな~と思っていたら、東芝・亀山さんがいらしたので、参加しました。会のほとんどの時間、亀山さんと駄弁ってました。

健康データの活用~新サービス・ものづくりへの展開~

経済産業省/(独)産業技術総合研究所(産総研)/産総研デジタルヒューマン研究センター主催の「健康データの活用~新サービス・ものづくりへの展開~」というシンポジウムに行ってきました(2009年8月24日)。場所は、デジタルヒューマン研究センター(臨海)です。

当社は、RAMSISの企業展示をしましたが、私は一参加者、ということで...当社のお客さまも某プロジェクトのプレゼンをされました。これは元々は経産省のプロジェクトだったみたいですね。

セミナの趣旨としては、三次元スキャナで体型データが撮れるようになったので、これをもっと有効活用していきましょう!ということです。例えば、今はまだウエストは巻尺で測っていますが、巻尺で同じ長さでも、その形状はいろいろと違いますよね。個人的には巻尺は好きですが。

皆が健康になると、医療費も少なくて済む、ということで、税金の投入も減るのでしょうか。これはめでたいことです。
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加納裕(かのうゆたか)

Author:加納裕(かのうゆたか)

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